Lloyd’s Antiques

Journal

ロイズ・アンティークス 玉川2020.08.05

Twins (似た者同士)

梅雨も明け、本格的な夏がやってきましたね。

夏といえば、天色の空と純白な雲。

このコントラストが雲一つない快晴よりも心地良く感じられる一因かもしれませんね。
鳴くのが不慣れだった蝉たちが日に日に上達していくのを感じ、個性豊かな鳴き声を聴くことが毎朝の密かな楽しみだったりします。

さて、今回ご紹介するのは、こちらのツインズ。

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1900年代と1930年代の英国のマガジンラック。
まずは、⼤らかなこちらのマガジンラックからご紹介いたします。

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⾓の取れた丸みのあるデザインで終始穏やかな印象を受けます。

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やはり、先輩なだけあり懐が広いですね。
チャーミングな脚元にも注目したい部分です。

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上部は本棚としてはもちろんですが、ポストカードや写真などお気に⼊りのコレクション
を飾るディスプレイ棚としてお使いするのもお薦めです。

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対照的に、直線的で⼒強さを感じるこちらのマガジンラック

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縁が丸みを帯びていることにより、主張しすぎずにお部屋の印象を程よく引き締めてくれそうです。

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取⼿部の窪みが⼿に馴染み、無理なく持ち運ぶことができます。

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まるで燃え上がる炎のように情熱的なこちらの⽊⽬。
こういった⾃然が⽣み出した模様や⾵合いを⽣かしてデザインされているのもアンティークの特徴の1つ。

末広がりのお脚が愛おしいですね。

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観賞するたびに惚れ惚れすると共に、当時の職人方が木材に対して単なる材料としではなく、真摯に愛情を持って接していたことが伺え胸を打たれます。

もしかしたら、家具を作る為ではなく、自らが惚れた木の美しさや個性を後世にも残す方法として家具を作られたのかもしれませんね。

ご自宅で過ごされる機会が多い今、自然の力強さを身近に感じられるアンティークをお部屋にお迎えしてみてはいかがでしょうか。

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