日々の暮らしのなかにいて、その中心となるダイニング。
朝のコーヒーから、夕餉の温かな団欒までもっとも使用頻度の高いアイテムです。
そんなシーンだからこそ、特別をもたらしてくれる一台を。
　今回はそんな豊かさ持つダイニングシーンからご紹介致します。
まず主役を務めるダイニングテーブルにはこちらの一台。

1900年代頃の英国にて製造された一品です。
こちらのアイテムはブレックファストテーブルと呼ばれ、
もともと寝室用の小さな朝食用テーブルとして生まれ、
その後はお客様をお迎えする特別な客間などの使用でも
重宝される様になったアイテムです。

使用していない時は効率良く収納できるよう、
天板はティルトップと呼ばれる構造になっており、
天板を垂直に立てることでスペースを有効に使用できます。

ローズウッドの豊かで美しい木目、アール・デコ調の澄んだデザイン。
材質、デザイン性、機能性を兼ね備えた実に上質な一台です。

そんな存在感のあダイニングに、今回は一層の華やかさを
プラスしてくれるこちらのチェアでコーディネート。

1860年代英国、ヴィクトリア朝期の一品です。
上質なマホガニーの無垢材を贅沢に使い作られ、
柔らかな曲線を描く背もたれや繊細なネコ脚は、
女性的で、非常な優雅さを望むことができます。

重厚に艶めくダイニングシーンにはさり気なく、
軽やかな印象を与えるサイドアイテムにスクリーンを。

いかがでしたでしょうか。
生活の中心で輝く特別なダイニングシーンはきっと、
暮らしにも、心にも、華やかさをもたらしてくれます。

《ロイズ・アンティークス 青山》
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